自作PC 2号

E45M1-I DELUXE in ISK-100

先の記事で書いていた通り、

が届いた。

ケースは、作りがいいのか悪いのか…
HDD を取り付けするブラケットの部分が 4 本のネジで固定されていて、M/Bの背面の作りや HDD の形状に合わせて、向きを変えることができる。で、このネジを金属製のシャーシに取り付け、締めたところ、空回りした… ハイ、ネジ穴死んだー! 自作は 2 台目なものの、パーツの取扱なんて山ほどやっている私だが、こんなの初めてだーよ。
ケースが狭いのは前評判から分かっていたので、特に深く言及はしない。コードの取り回しはそれなりに苦労した。

マザボは、色々あった。
SATA ケーブルで、いつも取り外しが固いと思っていたコードを使ってみたところ、コネクタが抜けた。SATA コネクタが抜けた時のあの絶望感は凄い。戻そうと思って頑張ってみたけど、結局電極が曲がって折れてしまい、戻らなかった。まぁ、2台しか内蔵 HDD をインストールできないケースに、5 つもついている SATA コネクタは不要なので、問題ないことにする。
BIOS が GUI 仕様で、マウスが利く。マウスを使える BIOS は初めてだったので、驚いてしまった。
USB キーボード/マウス + Ubuntu Server インストールディスク on USB メモリ の組み合わせでインストールしようとしたら、上手くインストールできなかった。BIOS まではキーもマウスも動くのに、Ubuntu に入ると効かなかった。原因は調査中。どこかから PS/2 キーボードとマウスを調達するしかないか。

E45M1-I DELUXE in ISK-100
E45M1-I DELUXE in ISK-100

ISK-100
ISK-100

で、とりあえず HW だけインストールしたので写真を撮った。
インストールディスクから USB デバイスを認識しないのだけど、どうしようかしら…

自作PCの計画を立てる

会社から自サイトへアクセスすることがよくあるため、自サイトで SSL を使いたい。
しかし SSL 対応レンタルサーバは料金が高いので、自作 PC を組んでサーバ化することを検討している。

今はだいぶ自作も簡単になったが、やっぱりこだわるとなかなかうまく計画がまとまらない。
今回は、自作PCを組むにあたっての調査メモをつけるついでに、hadacchi がどんな風に PC を買うか紹介しようと思う。
という主旨の記事なのでこのシリーズは連載型になると思う。

PC 自作 -hadacchi.com 自鯖化-

全体の流れ

  1. 企画
    何事もそうだが、手段を目的にするとうまくいかない。
    まず、PC を自作するという手段は、どんな目的のためなのか、要件を決める。
  2. 構成検討
    次に、目的に合わせて PC の構成を決める。
    具体的には、「○○の CPU を ○ 規格の M/B に乗せて、HDD は ○ 台、○規格で接続して…」という感じ。
    慣れていれば良いが、不安がある人は、通常のPCに必要なパーツのリストを作成して、
    不足品を追加したり不要な品を削除したりすると良い。
    ただし、1 パーツで複数の目的を達成できるものや、逆にあるパーツの代用を探すと
    パーツが複数になってしまう場合があるため、あまり決め決めにすると柔軟性がなくなる。
    普段から PC をいじっている人や、BTO PC の注文をよくする人であれば、
    わざわざリスト化せず次のパーツ選びとセットでできると思う。
  3. パーツ選び
    構成が決まったら、具体的な各パーツに置き換えて行く。
    これが一番時間がかかる。
    こだわり始めるとキリがないが、あまり適当に決めると絶対に後悔する。
    国内に売ってなければ、海外からの個人輸入も辞さない。
  4. 注意
    PC 本体だけでは大したことはできないので、インターネット接続や他の PC との
    接続も含めて構成は考えなければならないことを忘れずに。
    ハブもスイッチもルータもケーブルもなしに PC だけが増えれば、古い PC か新しい PC かどちらかしか
    実用できない。

企画

目的

自分の web site を、自宅に設置するサーバへ移設し、SSLを使えるようにする。
今後、簡易な NAS のようにファイルストレージもしたくなる可能性が高い。

使い方

  • 常時、インターネットへ接続する
  • インターネット側からアクセス可能とする
  • 自宅で直接操作することは少ない
  • 子供がいじる可能性がある

要件

  • 常時起動していても苦情がでないよう、省電力は勿論のこと、存在感を主張しない小型 PC とする
  • 処理性能は低くて良い
  • グローバル IP が 1 つしかないため、プライベート IP + NAPT とする
  • モニタは不要。インストール時は、今ある 2 台のモニタの一方を使う
  • 子供が触れない場所に設置すると、ホコリがトラブルの元なので、できるだけ回転する部品を減らす
  • サーバとしての運用が簡単な PC-linux -- 特に運用経験が多い debian や ubuntu server あたりを使う
  • 自宅の無線系の不安定さ、設置が電子レンジ傍になりそうなことから、有線接続とする

構成

私の場合、こんな風にイメージしながら考える。

ケース、M/B は mini-ITX。OS は ubuntu サーバ。電源は高効率な AC アダプタが理想。ストレージは、1 台搭載のケースなら、TB HDD。2 台搭載のケースなら、SSD (システム) と HDD (データ)。グラボオンボード。CPU は Atom か fusion あたりかな。光学ドライブはなしで、USB からインストール。

手堅くやるなら、ちゃんと表にする。

必須
ケース 小さいの、妻受けするの
電源 高効率の
M/B グラボとサウンドオンボードの
CPU 省エネの
メモリ 適当でいいが、Mini-ITX ケースの場合、ロープロメモリでないと入らないことがあるらしい
HDD 省エネの
ケーブル類 溢れるほどある
目的次第
光学ドライブ いらん
グラボ いらん
拡張I/F いらん

パーツ選び

苦戦している。
外観的に EZ-CASE01MI80W-BK(通常据え置きタイプ) が欲しいのだが、この 80W 電源が評判が悪いようだ。検索すると、ここ→[coneco.net]コネコネットとか、口コミで出てくる
で諦めて、ふらっと見ていた色々なケースの製造元ページで、これと全く同じ外観のケースを発見した。
これ → BQ656 って、台湾の製品で、標準で 80W の電源搭載というのも一緒なのだが、オプションで 120W DC-DCコンバータ+ACアダプタという素晴らしい組み合わせがあるようだ。
ただし、同じケースでも 80W 電源と 120W コンバータは取り付けが違うらしく(IW-BQ660S/120W)、IP-V120DD だけ取り寄せても使えないらしい…ホントかなぁ…

こういうのは、先に枠から決めてしまわないと、構成が fix できないのだが、外観で気に入ってしまうと他の選択肢になかなか乗り換えられず、輸入サイトを巡ってしまう。
まぁ、BQ660を選んだとして進めてもいいのだが…と悩み中。

追記1
ベアボーンが安い。
気になっているのは、このへん。

Atom 525、2.5" HDD×2(オプションパーツ必要)、40W ACアダプタ

Fusion APUも安い。

このケースは、干渉が厳しくパーツによっては入らないギチギチサイズらしいが、どうやらこのM/Bは入るもよう。
ただ、2.5" HDD は、厚みが 9.5mm 以下の規格のものしか入らないらしい。
この M/B の 1 つ前の E35m1-I Deluxe をインストールしている動画があった。

追記2
ASUS の EPU は linux で動かないらしく、ファンコンが気になっていたが、こういうユーティリティがあるらしい。
cpufreq-selectorのメモ

追記3
Fusion APU で組んだ場合のシミュレート。

ケース ISK-100 7,700円
CPU, M/B E45m1-I Deluxe 14,000円
HDD WD2500BEVT×2 0円 (RAID組もうとして失敗したやつ)
メモリ KVR1333D3N9/4G 2,200円

以外と安いな…

追記4
買った。また組んだら記事にする。

追記5

子供が触れない場所に設置すると、ホコリがトラブルの元なので、できるだけ回転する部品を減らす

ケース:小さいの、妻受けするの

買ったもの→ISK-100

…… ほら、最初のコンセプトがブレると、こうなる。
みんな注意だ。

VAIO C の HDD を換装

VAIO C (VGN C61HB) の HDD を、左の HDD に換装した。
この HDD は AFT 採用なので、ノート PC の換装や XP を導入しようとするとハマることがあるので注意。

用意するもの

  • リカバリディスク
  • VAIO C
  • 新しい HDD
  • 新しい HDD を VAIO C に接続可能なアダプタ(hadacchiは、GW3.5AA-SUE を USB 接続で使った)
  • プラスドライバー

手順

  1. (省略可)リカバリディスクで戻したい状態に戻す
  2. EaseUS Partition Master などを導入して、HDD を丸ごとコピーする。
    パーティションを変えたければ変える。
    やり方は、「EASEUS Partition Master」で今のパソコン環境のままHDDを換装する方法! - 裏技shop DD など参考に。
  3. コピーが終わったら、HDD を差し替える。何かドライバがどーのとか怒られて再起動させられるけど、気にしない。
  4. 本来なら、上の手順で終わるところだ。
    しかし、hadacchi は間違えて WesternDigital の AFT 採用の HDD を買ってしまったので、Windows Update が適用できなくなってしまった。
    その場合、[Vista] エラコード 8024A000 でWindowaUpdateができません。__ - Microsoft Answers とか、[Win7] Windows Update が起動しません - Microsoft Answers などを参考に頑張る。
    結論から言うと、先に MimicXPS 1.04 で物理セクタの補正を 4096 へと変更したが改善せず、後者のバッチファイルを管理者権限で実行することで改善された。

LAN-W300N/RU2 でチャネルボンディングを有効化

LAN-W300N/R(親機)側の上級者向け設定画面で「チャンネル幅」を「Auto 20/40 MHZ」に設定すれば良いのは分かっていたのだが,
なぜかセットでついてきた LAN-W300N/U2(子機)で接続ができなかった.
無線設定の「帯域」を「2.4 GHz (N)」に設定すれば,接続ができるようになった.

別件として,以前からPCを使用中にスマフォンを起動させると頻繁に無線リンクが切れる減少が起こっていたのだが,
どうも「2.4 GHz (B+G)」や「2.4 GHz (B+G+N)」を選択していたのが原因だったようだ.
今回,この設定を「2.4 GHz (N)」に変更したことで,チャネルボンディングの有効化をしても
無線リンクが確立できるようになった.
全くの偶然だった.

LAN-W300N/R は,配下に 11g 端末が発生すると,11n から 11g に切り替えるようであり,
この動作が起こるであろうタイミングで,一定期間,子機が接続できなくなっているように思える.
原因は色々想像できるが,無線APにログが残らず調査自体が面倒そうなので,それ以上は調査していない.
多分,IP レイヤより下で問題が起こってんじゃないかと思うが,スペアナなど持ってもなければ使ったこともないので,さっぱり手が出ない.

RAID上にWin7をインストール

追記4
調子が悪すぎるので、1TB HDD に戻した。だめだこりゃ。

追記3
ログオフ時のBSOD:
妻がログオフしたら再発.
ブルースクリーン情報が残っていなかったので,原因不明.
スリープ後のブルースクリーン:調査中.

追記2
ログオフ時のフリーズは,実は追記の内容でも解決しなかった.
USB2.0で読み込んでいたHDDをUSB3.0にしてからは,再発していないことを追加で報告する.
また,当初目論んでいたスリープ後のブルースクリーンについては,きっちり再発しているので,合わせて報告する.
orz

追記
ログオフ時のフリーズは,Microsoft Security Essentials のリアルタイム保護の項目で,
「コンピューターのファイルおよびプログラムの動作を監視する」の下を「受信ファイルのみを監視する」へと変更し,
更に「動作の監視を有効にする」のチェックボックスを外すことで,今のところ出なくなった.
web にあった,ウィルス対策ソフトを切ったら直った,と同じ結果になりそうなことを,報告しておく.

Win 7 では,1TB 以上の大容量 HDD をシステムディスクとして運用すると,スリープからの復帰時に BSoD … いわゆるブルースクリーンに見舞われる.
我が家では Hotfix を当てても解決しなかったので,容量の小さい HDD を用意することにした.
しかし,この TB 時代にそんな容量の小さい 3.5" HDD など持ち合わせているわけもなく,手元にあるのは 2TB 3.5",1TB 3.5",250GB 2.5" × 2 の 4台のみ.(全て Western Digital)
で,仕方がないので,250GB 2.5" × 2 を RAID で 1つにまとめて,500GB HDD として運用することにした.

さて,Win XP の頃は でドライバを読み込ませていたわけだが,Win 7 ではパーティションを切る時にドライバを読み込ませる選択肢が出てくる.
私の PC では,DIR-2221-SRAIDE へ Win 7 を入れようとして,
ハマっていたのが win7 再インストでハマった at hadacchi blog という先の記事であった.
で,私の至った結論は,DIR-2221-SRAIDE にはうまく Win7 が入らない,というものだった.

HW-Raid で SATA HDD として見せてくれるので,ドライバもなしに入るかな~と思いきや,ロケールの選択とかユーザー名を入れるステップまで進んだところで
フリーズして進まなくなってしまった.
で,ドライバを入れようにも Win 7 版がうまく入らず,諦めた.

仕方がないので,2.5" HDD × 2 → 3.5" ドライブベイなるマウンタをそのうち買うことにして,とりあえずコードだけ接続して PC 内に放置(真似してはいけない)することに.
で,オンボード RAID で RAID 0 とした.
M/B は, ASUS M4A78T-E で,web では動作実績が報告されている.ドライバ CD はもちろんあったので,あっさり入れられた.
RAID 0 上にシステム導入は怖そうに思えるが,データはこれまで同様に全部外付け HDD へ切り出して,USB 3.0 で接続することを予定(I/F ボードと3.5" × 2 SATA HDD ケースを注文中)しているので,良しとする.

現在は,旧 HDD を外付け HDD 代わりに使っており,手持ちの外付け HDD ケース GW3.5AA-SUE がカスで,SATA2 の HDD を 1.5Gbps にデチューンしないと eSATA 接続では認識すらしてくれないという仕様のため,USB 2.0 で泣く泣く接続している.
RAID 0 に OS を乗っけたためか,USB 2.0 上のソフトウェアを常駐させているためか,複数ユーザがログオンしている状態からログオフすると,ログオフ中にハングするようになってしまった.
Web で検索するとそれなりに情報の出てくる症状ではあるが,解決策が具体的に示されていないので,もうしばらくかかりそうだ.

冒頭の追記にも記載したが,MS Security Essential の設定変更で回避できたもよう.

大人しく,500GB ほどの内蔵 HDD に Win7 を乗っけるべきかしら…

NOOK Color がスプラッシュ画面から進まなくなった時の対処

状態

  • NOOK Color へ Android 4.0 を導入済
  • フォントを差し替え (/system/fonts/DroidSansFallback.ttf を差し替え)
  • フォントを追加 (/system/fonts/DroidSansJapanese.ttf を追加)
  • /system/etc/fallback_fonts.xml を改変
  • スプラッシュから起動しなくなった

対策

事態から,フォント差し替えが原因なのは分かっていた.
しかし,Android が起動しないので,debug モードに入れないのが問題である.

実際に行なった手順

  1. ClockworkMod Recovery を microSD から起動.
  2. USB で接続し,adb shellで元に戻した.
  3. 一応,CWM Recovery から cache と dalvik を wipe して,reboot したら動いたので,一旦終了.

なお,ICS のフォント差し替えは,思ったより大変らしく,DroidSansFallback.ttf を統合しないといけないとかどうとか.

CM9.0 の機能で adb over NW

NOOK Color に CM9.0.0-RC0 を入れたよでは,adb Wireless を使って,USB から debug モードに入れない端末上で adb を動かした.
しかし,前述の記事の CM の場合,adb over NW が CM 自体に搭載されていたので,補足.

Settings>Developer options>ADB over Network をチェックすれば,端末の IP アドレスで,NW から adb shell を走らせることができる.

あと,下記は敢えて記事にする程ではないけど,検索した人が助かる情報としてメモっておく.
前述の記事の update-encore-20120202.zip は,タッチパネルの calibration がうまくいってなかったのか,私の端末では縦に持った時,タッチしたい映像の 0.5-1cm 程度上をタッチしなければならなかった.
今回,導入した update-encore-20120215.zip は,直っている.
ま,不具合があればアップデートせいってことか.

NOOK Color に CM9.0.0-RC0 を入れたよ

追記(4/22, 5/20)
update-cm-9.0.0-encore-20120421-0700-signed.zip にアップデートした。
壁紙がスクロールするようになったよ!
あと、ちょこっと止めるアプリが変わったので、またメモっとく。

root@android:/ # pm list packages -f -d
pm list packages -f -d
package:/system/app/Camera.apk=com.android.camera
package:/system/app/DeskClock.apk=com.android.deskclock
package:/system/app/Email.apk=com.android.email
package:/system/app/Exchange.apk=com.android.exchange
package:/system/app/MagicSmokeWallpapers.apk=com.android.magicsmoke
package:/system/app/Music.apk=com.android.music
package:/system/app/VisualizationWallpapers.apk=com.android.musicvis
package:/system/app/NoiseField.apk=com.android.noisefield
package:/system/app/Phone.apk=com.android.phone
package:/system/app/TelephonyProvider.apk=com.android.providers.telephony
package:/system/app/WAPPushManager.apk=com.android.smspush
package:/system/app/VideoEditor.apk=com.android.videoeditor
package:/system/app/VoiceDialer.apk=com.android.voicedialer
package:/system/app/LiveWallpapers.apk=com.android.wallpaper
package:/system/app/HoloSpiralWallpaper.apk=com.android.wallpaper.holospiral
package:/system/app/DSPManager.apk=com.bel.android.dspmanager
package:/system/app/GenieWidget.apk=com.google.android.apps.genie.geniewidget
package:/system/app/GoogleFeedback.apk=com.google.android.feedback
package:/system/app/GoogleQuickSearchBox.apk=com.google.android.googlequicksearchbox
package:/system/app/Talk.apk=com.google.android.talk
package:/system/app/VoiceSearch.apk=com.google.android.voicesearch
package:/system/app/PicoTts.apk=com.svox.pico
package:/system/app/GoogleTTS.apk=com.google.android.tts

追記修正(2/7)
CM9.0は、[UNOFFICIAL][ICS][NIGHTLIES] CM9/ICS Nightly Builds - xda-developers の記事内「DOWNLOADS」にある Ice Cream Sandwich Nightly Builds より update-encore-20120202.zip をダウンロードする。

2/5 現在では落ちているが,Nook Color | CyanogenMod の Nightly Build から,update-encore-20120202.zip を入手する.

また,[GUIDE] Install CM7 or CM9(!) + Clockworkmod to EMMC - ALL NOOKS! (Updated:1/28/12) - xda-developers の,手順6にあるリンクから,CM9用のgapps (hadacchi の作業時点では,gapps-ics-20111230-noinit.zip)を入手する.
あとは,NOOK Color に CM7.1 を入れたよ at hadacchi blogと同じく,NOOK Colorに焼く.

なぜか我が家では,USB から NC へデバッグモードでアクセスできなかったが,adb Wirelessを使えという有り難い教えを受け,パッケージをインストールした.
その後,NC で adb Wireless を起動し,Win端末から
adb connect IPaddr:Port
とした後に,
adb shell
で,shellを叩けるようになった.
その後はやはり,NOOK Color に CM7.1 を入れたよ at hadacchi blogと同じく不要なアプリを disabled とし,その結果はこんな感じ.

  • package:/system/app/Camera.apk=com.android.camera
  • package:/system/app/Email.apk=com.android.email
  • package:/system/app/Exchange.apk=com.android.exchange
  • package:/system/app/LatinIME.apk=com.android.inputmethod.latin
  • package:/system/app/PinyinIME.apk=com.android.inputmethod.pinyin
  • package:/system/app/MagicSmokeWallpapers.apk=com.android.magicsmoke
  • package:/system/app/Music.apk=com.android.music
  • package:/system/app/VisualizationWallpapers.apk=com.android.musicvis
  • package:/system/app/NoiseField.apk=com.android.noisefield
  • package:/system/app/Phone.apk=com.android.phone
  • package:/system/app/TelephonyProvider.apk=com.android.providers.telephony
  • package:/system/app/WAPPushManager.apk=com.android.smspush
  • package:/system/app/VoiceDialer.apk=com.android.voicedialer
  • package:/system/app/LiveWallpapers.apk=com.android.wallpaper
  • package:/system/app/HoloSpiralWallpaper.apk=com.android.wallpaper.holospiral
  • package:/system/app/LiveWallpapersPicker.apk=com.android.wallpaper.livepicker
  • package:/system/app/DSPManager.apk=com.bel.android.dspmanager
  • package:/system/app/CMStats.apk=com.cyanogenmod.stats
  • package:/system/app/GenieWidget.apk=com.google.android.apps.genie.geniewidget
  • package:/system/app/GoogleFeedback.apk=com.google.android.feedback
  • package:/system/app/Talk.apk=com.google.android.talk
  • package:/system/app/PicoTts.apk=com.svox.pico

NOOK Color に CM7.1 を入れたよ

SS of CM7.1 on NOOK Color
SS of CM7.1 on NOOK Color

拍子抜けするほど簡単に入った.
入れるだけなら,よくわかってないBlog その2 : CyanogenMod 7.1をnook color と Defy に入れてみた に記載の手順をただ踏むだけ.
左の SS にある通り,タブレット用の設定があるので,本体に Back/Menu 等のボタンがついていなくても,操作に支障はない.(全画面アプリを開いている時にフォーカスが外れたりすると,どうしようもなくなるけど…)

これだけではつまらないので,入れた後のカスタマイズについてまとめる.

前提:
CM7.1 と gapps を導入済の状態からスタートする.
android sdk を導入済とする.

手順:

  1. microSD を初期化し,NOOK Color につっこむ.アプリケーションによっては外部ストレージにディレクトリを掘るものがある.これらが内部ストレージにディレクトリを作りそうで気持悪いので,さっさと外部ストレージをつっこむ.
  2. 初期設定をさっさと済ませる.
  3. Android の Home が起動したら,アニメーションなどの UI を手持ちの端末に合わせる.
    NOOK Color の場合,これまで私が使ってきた HT-03a と異なり,CPU や RAM のスペックが高いことと,画面が広いことから,スマートフォンに特化して見える Zeam launcher ではなく ADWLauncher を使うことにした.などの設定をする.
  4. UI を英語にし,Home アプリを再起動する.これで,app drawer (Home の中央下にあるボタンから開くアプリケーションが並ぶ画面)に英語名のアプリケーションが並ぶ.
  5. DOS 窓で,
    > adb shell
    # pm list packages -f
    として,現在導入されているアプリケーションリストを取得.不要なものは disabled にする.
    enabled なパッケージのみ表示させたければ,
    # pm list packages -e -f
    パイプを使って grep もかけられるので,リストが長くて見辛い時にはどうぞ.
  6. (端末によっては,su した後で)adb shell のまま,前の手順の出力の「=」の右側をPACKAGE_NAMEとすると,
    # pm disable PACKAGE_NAME

参考:
カメラ・電話のない NOOK Color で,hadacchi が無効化したパッケージリストを晒しておく.
出力は,# pm list packages -d -f > textな感じで抜いた.

  • package:/system/app/TtsService.apk=android.tts
  • package:/system/app/Camera.apk=com.android.camera
  • package:/system/app/Email.apk=com.android.email
  • package:/system/app/MagicSmokeWallpapers.apk=com.android.magicsmoke
  • package:/system/app/Mms.apk=com.android.mms
  • package:/system/app/Music.apk=com.android.music
  • package:/system/app/VisualizationWallpapers.apk=com.android.musicvis
  • package:/system/app/Phone.apk=com.android.phone
  • package:/system/app/Protips.apk=com.android.protips
  • package:/system/app/TelephonyProvider.apk=com.android.providers.telephony
  • package:/system/app/VoiceDialer.apk=com.android.voicedialer
  • package:/system/app/LiveWallpapers.apk=com.android.wallpaper
  • package:/system/app/LiveWallpapersPicker.apk=com.android.wallpaper.livepicker
  • package:/system/app/DSPManager.apk=com.bel.android.dspmanager
  • package:/system/app/CMWallpapers.apk=com.cyanogenmod.CMWallpapers
  • package:/system/app/CMStats.apk=com.cyanogenmod.stats
  • package:/system/app/CMUpdateNotify.apk=com.cyanogenmod.updatenotify
  • package:/system/app/GenieWidget.apk=com.google.android.apps.genie.geniewidget
  • package:/system/app/CarHomeGoogle.apk=com.google.android.carhome
  • package:/system/app/GoogleFeedback.apk=com.google.android.feedback
  • package:/system/app/LatinImeTutorial.apk=com.google.android.latinimetutorial
  • package:/system/app/Talk.apk=com.google.android.talk
  • package:/system/app/PicoTts.apk=com.svox.pico
  • package:/system/app/Pacman.apk=com.teamdouche.pacman
  • package:/system/app/FileManager.apk=org.openintents.cmfilemanager