Ubuntu 9.10 で platex と dvipdfmx で日本語 pdf を作成する

latex-env-ja を入れただけでは,日本語の pdf をうまく作成できなかった.
次のサイトの方法を少し修正することで成功した.
JapaneseLocalizedDerivative/LaTeXForJapanese - Ubuntu Japan Wiki

  • latex-env-ja を入れる.
  • Wiki の表に書かれているパッケージを全ていれる.
    ただし,latex-extra-ja は名前だけになっているので,必要なパッケージからその他のパッケージまでを全て手でいれる.
    ただし, tetex-* は不要.
  • poppler-data を入れる
  • sudo dpkg-reconfigure ptex-jisfonts
    sudo jisftconfig add
  • sudo ln -s /etc/texmf/dvipdfm /etc/texmf/dvipdfmx
  • sudo update-texmf

これだけやって,ようやく通るようになった.

telnet と imap4 でメールサーバ操作

私は,会社の共通のwebメールサーバ(imapサーバ)に,3ヶ月分のメールを置いている.
ちょっとした操作ミスで,今日,そのメールサーバのゴミ箱にアクセスできなくなってしまった.

アクセスできなくなる直前のメールボックス構成は次の通り.

INBOX
今月のメール
old
先月のメール
Trash
先々月のメール

私の使っているメーラのThunderbirdの場合,Trash以外のメールボックスで削除をするとメールがゴミ箱に入る.
先々月のメールを完全削除する前に先月のメールを削除してしまったので,その時点でTrashの中のメール数は2000~3000通くらいあったのだと思う.
一つのメールボックス内のメール数(多分メールボックスのサイズが効いている)が増えると,たまに応答がなくなってタイムアウトするので,まずいなーと思ってアクセスすると…
案の定,タイムアウトして中身を見ることも,ゴミ箱を右クリックして空にするコマンドも動作しなかった.

環境はこんな感じ.

  • imapサーバソフトは,どうもUW-IMAPくさい.ホームディレクトリの通常ファイルが全部丸見えるためだ.
  • 先日,sshやtelnetでshellへログインすることは全社的に禁止された.普通にアクセスしてシェルからファイルを消すことはできない.

現状認識
まぁでも,webメールから表示するメールボックスの選択ができるということは,ホームディレクトリをリストするコマンドは通っているはずだ.
メーラからimapサーバ上のフォルダを消したりできるので,imapの操作でファイルを消すこともできるはずだ.

つーことで,imapコマンドを調べながら,telnetで143にアクセスしてみた.
応答を見るとimap4らしい.
[IMAP4のコマンド一覧](http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/netpro09/imap4-command.html)のページを見ながら適当にいじったら,どうにかなったので,以下はそのログ抜粋.
基本的には私の打ち込んだコマンドのみ表示して,応答は省略.
ついでに,oldも消すことにした

1 login ***(username) ***(passwd)
2 list "" *
3 delete ./Trash

これで,ゴミ箱のメールボックスファイルが削除された.
次に,Thunderbirdを起動.

  • oldフォルダをゴミ箱に入れる.すると,Trashがメールボックスファイルではなくディレクトリとして生成される.
  • Thunderbirdからゴミ箱を空にする.すると,Trash/oldが削除される.
    (この過程を踏まないと,.mailboxlist というファイルが更新できないので,thunderbird上から old が消えない.
    thunderbirdもimapを叩いているだけだと思うので,実際には.mailboxlistを更新するようなコマンドがあると思う.これを使えばもっと早いのだが…それはよく分からなかった)

さっきログインしたままのコンソールから続きを入力する.

4 delete ./Trash
5 create ./Trash
6 logout

これで,Trashというメールボックスファイルが生成され,oldとか先月のメールとかがなかったことになる.

ubuntuのUIM

skk-uimを入れて使っているがemacsでC-Spaceをタイプすると,uimが起動するため範囲選択ができなくなる.
回避方法は,

  • システム>SCIM入力メソッドの設定>フロントエンド>全体設定
  • ホットキー
  • SCIM開始

の「Ctrl+space」を「Shift+space」とする.

memcached -l

memcached の -l オプション.
web を探すと,「listenするipアドレス」とよく書かれている.
この意味がさっぱり分からず少しハマった.

要はmemcachedを動作させるマシンに複数のNIC(LANカードなど)があり,複数のIPアドレスを持っている時,
どのIPアドレス宛てに届いたアクセスを受け付けるか,ということのようだ.
なので自分のIPアドレスを指定しないと,動作しない.

/etc/memcached.conf に Firewall どうのとか書かれてるのもまた,紛らわしい.
そこに書かれているのは,よーするに,Firewallで適切にポートの転送をしなさいということ.
memcached はこの部分意外には一切,セキュリティに関係する設定がないから,
そういうことが書かれているらしい.

ということで,-l オプションの引数としては,プライベートアドレスを使う.

複数指定できないのー?とか調べたり質問したり悩んでいるサイトも見掛けるが,
-l オプションの意味を間違えているんじゃないのかなぁ.
受け側のIPアドレスを,複数にしても,同じスレッドに投げていては意味がない.
もしあるホストAでIP1でもIP2でもアクセスを受け付けたければ,2つ起動すればいい.