VMware を標準で使っていると、OS インストール後は仮想ドライブに起動イメージを入れてゲスト OS を起動しても OS インストール画面に入ることができない。
これは、CD-ROM ドライブの起動ディスクとしての優先度が低いためであるので、BIOS から優先度を上げてやらなければならない。
ところが、VMware は標準では、BIOS に入るための F2 の受け付け時間が全くなく、現実には入力することができない。
また、リセットやリブートする毎にゲスト OS のフォーカスが外れて VMware のウィンドウにフォーカスが合ってしまうため、PC の起動時によくやる「最初から F2 を押しておく」も通用しない。
そこで、ゲスト OS の .vmx ファイルに、BIOS 設定画面に強制的に入る boot.forceSetupOnce = "TRUE"
を追記するか、
BIOS のブートまでの遅延を設定する bios.bootDelay = "5000"
を追記するなどの方法で対処する。