私はうっかりよく忘れるのだが,Mod-,やMod-.というキーでmaster paneのタイル数を変えるという機能が xmonad にはある.
これは,デフォルトではmaster paneにはタイルは1枚で,残りのタイルは横に小さく表示されるという外観になると思うのだが,そのmaster paneに複数枚のタイルを配置し,「masterにある複数枚のタイルのみ大きく表示」「他のタイルは小さく表示」という配置を実現してくれる.
で,AltキーをModキーにしていた場合に,カンマやピリオドは誤爆してしまうことがあって,タイルはせいぜい2枚しかないため,どっちを押してもビューが1列になってしまって焦るということが起こる.
これは,master paneが0枚or2枚のどっちになっても1列に全タイルが並ぶのが原因であって,master paneの枚数にマイナスはないので,このキーバインドを殺さずこの現象を打開するには,
- とにかくMod-.を連打してmaster paneを0枚にする
- Mod-,で必要枚数に戻す
という手順を覚えておくのが良い.
先にMod-,の方を試すと,master paneに数十枚を設定することも可能なため,何を押しても一列状態が解除されず,尚のこと焦るという悪循環が待っている.