ドメインメールのサーバ移転

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ドメイン管理に value-domain を使っており,メールのためだけにレンタルサーバーの契約を継続するのもバカバカしいので,今回移転することとした.
とはいっても,メールサーバーを自分で運用するのは面倒くさい.
そこで,value-domain でドメイン管理をしていると勝手についてくる xrea のフリースペースで運用を行なうことにした.
自分でベタに設定するのと,web UI で設定するのとではちょっと勝手が違うので,メモとして書いておく.

DNS レコード更新

value-domain の DNS レコードの更新ページで,「当サービス内サーバーの自動DNS設定」を使って基本のレコード設定を見る.
今回は,メールサーバーのみを使いたいので,1行目に入る
a * xxx.xxx.xxx.xxx
の行を,
a @ xxx.xxx.xxx.xxx
とした上で,メールサーバーの定義を
mx @ 10
とし、 必要なホスティングサーバーへのサブドメインを定義する.
未定義のサブドメインへのアクセスは,全部レンタルサーバーに流したいので,こうした.別に,a * のままでも良いのであれば,変更する必要はない.

ドメインメール設定

(DNS が反映されないと,次の工程は進まないので注意)
value domain のメニューの「サーバーアカウントの登録・管理・購入」から,設定したいドメインのメールの設定に飛ぶ.
このサービスでは,POP や web メールを使う場合,メールアドレス毎に異なるユーザーアカウントが割り当てされるので,面倒を避けるのであれば,マスターアドレスを1つ決めて,サブアドレスは全てマスターアドレスへ転送するのが良い.
マスターアドレスは「POP/WEB受信のみ」を選択しサーバー容量(フリーの場合は50MB)を選択する.
サブアドレスは「転送のみ」を選択した上で,マスターアドレスを転送アドレスとする.(私は,対外アドレスを変更する度に MUA の設定を変更したくないので,外に出すのはサブアドレスのみにしている)

MUA 設定

平文通信で良ければ,ドメインメール設定画面のパスワード欄の右に出る「確認」リンクから表示されるサーバーに対しPOPを飛ばす.
SSL 通信にしたければ,サーバーの FQDN のうち,ピリオドをハイフネーションに変換したアドレスの後ろに,「.value-domain.com」をつける.
ポートはいずれも標準のはず.