DD-WRTをイーサネットコンバータとして使う

client bridge - toshi_hirasawaの日記 を参考にしつつ,
私が使っているものは日本語化されてたり v24-sp2だったりという差分があったので一部補足しながら.

前提

DD-WRT化は済とする.
wl0はAPとして,wl1はClientとして設定する.

構成

+-----+          +----------+                     +--------+                     +-------------+
| HGW +-[Ether]--+ WNDR4300 | < < < [Wi-Fi] < < < | DD-WRT | < < < [Wi-Fi] < < < | smart phone |
+-----+          +----------+                     +----+---+                     +-------------+
                                                       |              +----+
                                                       +---[Ether]----| PC |
                                                                      +----+

DD-WRTの構成

Firmware
DD-WRT v24-sp2 (08/07/10) std

準備

  • 接続環境 (複数経路を用意してバックアップ)
    • 作業用端末からwl0のwifiに接続できるようにする.
    • 作業用端末からDD-WRTの有線LANポートに接続できるようにする.
  • DD-WRTのアドレス固定
    • 基本タブ
      • 基本タブ
        • LAN側接続の項目を自宅内で有効な固定アドレスに設定する.
      • VLAN タブ
        • 全て同一VLANに設定する.

設定

  1. 無線LAN タブ
    1. 基本 タブ
      • wl1のMAC動作モードを「Client Bridge」にする
      • ネットワーク名(SSID)をWNDR4300のSSIDにする
    2. 無線LANセキュリティ タブ
      • wl1の無線LAN認証以下の設定を,WNDR4300とアソシエートできるように設定する
  2. セキュリティ タブ
    1. Firewall タブ
      • Firewall保護のSPI Firewallを「無効」
  3. 基本タブ
    1. 経路 タブ
      • 動作モードを「RIPv2」にする
      • Bird config Styleは「Vtysh」のままでOKだった
      • インターフェースは「LAN&WLAN」のままでOKだった
    2. 基本 タブ
      • スイッチにインターネット側ポートを設定するのチェックボックスを外す
      • この時点(設定ボタンを押した後?)でインターネット接続方法は選択できなくなっており,「無効」になっているはず

こんな感じで,NAT/NAPTなしでイーサネットコンバータとして動作するようになっているはず.
右上のステータスには「WAN: 無効」と出ているはず.